ソコカラ、ナニガ、ミエル?
あまりいいものは見えてないような気がする。今年はもう少し見て行こう。
「鉄コン筋クリート」って、変換とかですんなり書けないんだよな。ということで、見に行きました。
松本大洋の「鉄コン筋クリート」を初めて読んだのはいつだったか、、多分5,6年位前だったと。友人が教えてくれたのか、それとも彼が教えてくれた「花男」を読んでからだったのか、、とにかくあの、生き生きとしつつザックリとした手触りの画風に、当時の僕は一発でやられたわけです。「青い春」「ZERO」「日本の兄弟」、もちろん僕はみんな好きだし、松本氏の作品については僕より詳しい方はいっぱいいると思うのでこれ以上アーダコーダ言うつもりはありませんが、ともあれ今回「鉄コン」が映画化されたのです。
メディアなどの情報に疎い僕は、この映画化についてはテレビのコマーシャルで初めて知りました。あのクロの虚無感やシロの純粋さはどう表現されているんだろう。宝町の賑やかで洗練されていない原色な風景はどう描かれているんだろう。そんなことを考えていました。
実際に見た感想ですが、思ったよりも原作に忠実(多少テレコになっていましたが)な展開で少しびっくりしました。何十回と読んでいる作品なだけに、むしろ不思議な感覚とでも言えば良いのか、、いつも見ている(未だによく読む)クロとシロが生き生きと動いていることにただシンプルに感動しました。新しい話の展開も期待しましたが、そこはやはり忠実ということで良かったのかもしれません。画のタッチも、監督や制作チームのニュアンスが独特な感じがしましたが、少なくとも僕には違和感は無かったです。制作陣も演出陣も、皆この作品が好きなんだなというのを感じました。
そういえば、劇中に流れるメランコリックで奥深い音楽が格好良いな〜と思って最後のテロップを見ていたら、なんと"PLAID"さんでした。あまり彼らの音は聴いたことが無かったんですが、かなり素晴らしいですよ。サントラは必ず買うと思う。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲も、映画のための書き下ろしらしいですがとても合っていて良い曲だと思います。
ということで、お時間のある方は是非観に行ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、シロ隊員の声は蒼井優さんでした:) 尚、素晴らしい!!
映画「鉄コン筋クリート」公式サイト
http://www.tekkon.net/index.html
監督 マイケル・アリアス インタビュー
http://www.teny.co.jp/cinema/interview.html